機能面についてはこちら。
■オートチューンを知らない人のためのオートチューン解説(小説風)
前回、くだらない小説を書きましたところ、批判と同時に「分かったから使い方を書いてくれ」と言われました。本来であれば、Youtubeに「autotune tutorial」とでも入れて検索してもらえばいいのですが(ちなみに今回のエントリは上記の動画を参考にしました
)、そういえば日本語で書かれた実践的なページも見つからず(大体がPerfumeや初音ミクの話なので・笑)、更にこれを読んで「オレのほうがコイツより理解してるじゃん。この偽知識を早く倒さないと」と思ってくれるスキルフルな人が出ないとも限りませんので、簡単にまとめておこうと思います。もちろんこれが「正解」ではありません。頭で分かっていても身体的にはこれを勘違いしてしまうのがネットの恐ろしい点です。
オートチューンは様々なバージョンがあります。現在は「Autotune EVO」だとか「Autoune efx(簡易版)」があるはずです。私はautotune5(すでに生産終了したはず)を使っていますが、基本的なパラメータは大差ありません。
まず、セッティング例を見てみます。

私はヒップホップにおけるオートチューンにハマっているので、こういったセッティングになっています。普通にボーカル補正などに使う場合は、「Retune Speed」を20以上、ビブラートを適当な値に設定してみてください。
私はオートチューンを使ってボーカルの細かな補正などをすることがあまりありません。なので、私と同じように「手軽にケロケロ声を作りたい」という人は、キー設定と「Retune Speed」をゼロにすることをまず覚えればOKです。ちなみに、この設定だと、このように音が変化します(上が原音、下がオートチューンをかけた音)。
01.mp3
02.mp3
と、これだけでオートチューンによるケロケロ声は終わりなのですが(笑)、これだとあまりに寂しいので、他のエフェクトも絡ませて紹介しようと思います。僕は、下の音を、このセッティングで作りました(今回はFL Studio内のエフェクトのみで行おうと思います)。
03.mp3

まず、インサート側(ボーカルに直にかけるエフェクト)ですが、オートチューンをかける前にイコライザーとコンプレッサーでイジりました。イコライザーでは200Hz以下をバッサリと切り、8KHzあたりを少し上げています。
続いてセンド側には、コーラスとディストーションをかけ、音が少し「にごる」ようにセッティングしてみました。これは、僕がカニエ・ウエストの音が好きだからです(笑)。そして、これに軽いテンポ・ディレイと空間が広めのリバーブをかけました。なので、イメージとしては、真ん中にボーカルが乗っかり、その左右を歪んだボーカルが支えている。というように捉えています。もちろん、通常のボーカルの場合であれば、コーラス・ディストーションは必要ないでしょう。
最後に、ローファイ感を出したいがため、これらの音全体の5kHz以上をイコライザーでカットし、コンプで音圧を少し上げると、下のような音が完成します。
04.mp3
この音を更に良くするには、イコライザーとリバーブの設定を詰める必要があると思います。これは私も実験中です。ぜひ、色々試してみてください。


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